結論から書きます。この夏、長良川の鵜飼を見に岐阜市へ行くなら、支払いは現金ではなくスマホの決済アプリにしてください。2026年8月、岐阜市は「令和8年度 岐阜市物価高騰支援事業20%還元キャンペーン」を実施中です。市内の対象店で払うだけで、支払い額の20%分のポイントが後日戻る――しかもPayPay・d払い・au PAY・楽天ペイ・AEON Payの5つが同じ条件で対象。旅行者でも、いつも使っているアプリのまま参加できます。期間は8月1日〜8月31日、あと半月ほどです。
ただ、この手のキャンペーンを紹介する記事は「還元率20%・上限いくら」で終わりがちですよね。本当に取りこぼすのは、「対象になる場所とならない場所の境目」を知らずに、還元されない店でうっかり大きな買い物をしてしまったときです。この記事は、還元の数字だけでなく、鵜飼を軸にした夏の岐阜の半日モデルコースに20%をどう重ねるか――そして「岐阜市を一歩出ると対象外になる」という落とし穴まで、旅行者目線で具体的に組み立てます。数値や条件は変わることがあるため、参加前に各公式(末尾「出典」)でご確認ください。
還元率・期間・上限の早見表(2026年8月・岐阜市)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 還元率 | 最大20%(対象店での支払いに対しポイント付与) |
| 期間 | 2026年8月1日(土)0:00〜8月31日(月)23:59 |
| 付与上限 | 1回あたり1,000ポイント/期間中5,000ポイント |
| 対象決済 | PayPay / d払い / au PAY / 楽天ペイ / AEON Pay の5種 |
| 対象店 | 岐阜市内の対象加盟店(キャンペーンツールを掲出。市外の店は対象外) |
| 対象者 | 住民・旅行者を問わず対象(在住・在勤の条件なし) |
ポイントで見ると、期間中の上限5,000ポイント=約25,000円分の支払いまでが20%還元の枠です。旅行の食事・土産・体験でちょうど使い切りやすい規模と言えます。1回の上限は1,000ポイント(=1会計およそ5,000円で頭打ち)なので、高額をまとめて1回で払うより、食事・買い物・観覧と会計を分けたほうが上限を活かしやすい――ただし、1つの商品やサービスを分割で決済するのは規約違反です。別々の店・別々の会計に自然に分かれる旅程なら、この点は気にせず楽しめます。
対象は「岐阜市内」だけ ── ここが今回いちばんの分かれ目
正直な編集判断を先に書きます。この20%還元は、あくまで「岐阜市内の対象店」限定です。岐阜観光の花形である飛騨高山や白川郷は、行政区分では高山市・大野郡=岐阜市の外。同じ「岐阜県」でも、そこでの支払いは20%の対象になりません。ここを取り違えると、「岐阜に来たのに還元がほとんど付かなかった」という結果になりがちです。
だから、還元を確実に取りに行くなら組み立てはシンプルです。お金を使う場面は、長良川周辺・岐阜駅前・柳ヶ瀬商店街といった「岐阜市内」に寄せる。そして飛騨方面まで足を伸ばす日は、そのエリアで観光客も使える電子地域通貨「さるぼぼコイン」の使い方に切り替える――これが飛騨で財布を軽くしつつ取りこぼさない正解です。岐阜県全体のお得は岐阜のお得旅ハブにまとめています。
鵜飼を軸にした「夏の岐阜市」半日モデルコース
2026年の「ぎふ長良川鵜飼」は5月11日〜10月15日、増水時と鵜飼休み(中秋の名月頃の一夜)を除いて毎夜行われます。8月はまさに最盛期。1300年続くかがり火の漁は、夕方から夜にかけての岐阜観光の主役です。この夕刻のクライマックスに向けて、日中の支払いを岐阜市内で積み上げていきます。
- 昼:金華山ロープウェー〜岐阜城。長良川を見下ろす岐阜城で街の全体像をつかむ。ふもとの岐阜公園周辺の売店・カフェでの支払いが最初の還元ポイント。
- 夕方:柳ヶ瀬商店街・岐阜駅前で腹ごしらえと土産。個人店の多い柳ヶ瀬は、対象店の掲出ポスターを探しながら回ると還元を拾いやすいエリア。夕食と手土産をここで済ませます。
- 夜:長良川うかいミュージアム〜鵜飼観覧。観覧船は事前予約制。会場周辺の売店・飲食が対象店なら、ここでも20%の対象になります。
- 締め:ぎふ長良川温泉で日帰り入浴。川沿いの湯で一日の締めを。宿泊するなら翌朝の岐阜市内の朝食まで還元枠を使えます。
支払う前のひと手間として、各アプリの地図機能(PayPayなら「近くのおトク」)で対象店を絞り込むのがおすすめです。大手チェーンは対象外のことが多く、掲出ポスターの有無が目印になります。鵜飼の観覧船や一部施設が還元の対象かどうかも、この地図と店頭表示で事前に確認できます。
中部をもっと巡るなら
岐阜市の20%は8月末まで。もし日程が合えば、隣の愛知でも旅行者向けの高還元が続いています。豊田市駅前「コモ・スクエア」のPayPay最大20%還元は9月30日までと会期が長く、トヨタ産業技術記念館などクルマのまち観光と相性が良い施策です。詳しくは豊田コモ・スクエア20%還元の詳細へ。中部全体で「旅行者でも使えるもの」だけを厳選した総点検は中部の地域通貨・Pay総点検に、月別の一覧は2026年8月のカレンダーにまとめています。8月末で終わる施策は終了間近の一覧から駆け込みで確認できます。
よくある質問(FAQ)
Q. 岐阜市に住んでいなくても20%還元を受けられますか?
A. 受けられます。このキャンペーンは在住・在勤を問わず、岐阜市内の対象店で対象決済を使えば旅行者でも対象です。
Q. PayPayしか持っていません。それでも得できますか?
A. できます。対象はPayPay・d払い・au PAY・楽天ペイ・AEON Payの5決済で、いずれか一つを普段どおり使えば還元されます。無理にアプリを増やす必要はありません。
Q. 飛騨高山や白川郷での支払いも対象になりますか?
A. なりません。対象は「岐阜市内」の店に限られます。高山市・白川村などは岐阜市の外なので、その地域では電子地域通貨「さるぼぼコイン」など別の手段を使い分けてください。
Q. 対象にならない支払いはありますか?
A. PayPayの場合、タバコを含む購入、オンライン決済、自動販売機・券売機、1つの会計を分割する決済などは対象外です。クレジットカードやPayPay商品券での支払いも対象になりません。詳細は各社の公式規約でご確認ください。
まとめ:支払いを「岐阜市内」に寄せて20%を取り切る
2026年8月の岐阜市は、PayPay・d払いなど5決済が同条件で20%還元(8/1〜8/31・上限1回1,000/期間5,000ポイント)。旅行者でも対象という懐の深さが魅力です。ポイントは還元率の大きさより、「対象は岐阜市内だけ」という境目を押さえること。鵜飼を軸に、日中の食事・土産・観覧を長良川周辺と岐阜駅前・柳ヶ瀬に寄せれば、メインの1決済だけでも上限まで無理なく取り切れます。飛騨まで足を伸ばす日は、そのエリアの地域通貨に切り替える――この使い分けが、夏の岐阜をいちばん賢く楽しむ道です。
出典
- PayPay「令和8年度 岐阜市物価高騰支援事業20%還元キャンペーン」(2026/8/1〜8/31・最大20%・上限1回1,000/期間5,000ポイント・対象は岐阜市内加盟店): https://paypay.ne.jp/event/gifu-gifu-city-20260801/
- d払い(NTTドコモ)同キャンペーン(岐阜市・20%・上限1回1,000/期間5,000ポイント): https://service.smt.docomo.ne.jp/keitai_payment/campaign/dpay_ouen/gifu-city_05/
- 楽天ペイメント プレスリリース(岐阜市20%還元キャンペーンに参加): https://payment.rakuten.co.jp/news/2026073100/
- ぎふ長良川鵜飼 2026年開催期間(5/11〜10/15・岐阜市公式/岐阜観光コンベンション協会): https://www.gifucvb.or.jp/sightseeing/ukai.php
