結論から書きます。2025年10月に、ふるさと納税ポータルの「寄附で○%ポイント還元」は全サイト一律で廃止されました。だから今の得の作り方は、①楽天カード決済の「5と0のつく日」のようなカード側ポイント、②旬の生鮮返礼品を、お盆でも確実に受け取る段取り、この2つに移っています。8月は山梨のぶどうが最盛期に入り、房総の海鮮やうなぎもそろう季節。だからこそ「返礼品選び」より先に決めるべきことがあります。
ふるさと納税の記事は世の中にあふれていますが、その多くは「おすすめ返礼品ランキング」と「サイト比較」で終わります。でも実際につまずくのは、選んだあと――「お盆で家を空けていて、届いたぶどうを傷ませた」という受け取りの失敗のほうですよね。この記事は、ポイント廃止後に本当に効くお得と、生鮮返礼品の受け取り実務を、関東・甲信越の8月の旬に重ねて整理します。数値や制度は変わることがあるため、寄附前に各公式で最新をご確認ください(末尾「出典」に一次情報を置いています)。
まず全体像:2026年8月に「実質」得する5つの軸
ポイント付与が終わった今、8月のふるさと納税で押さえるべき論点を早見表にしました。
| 軸 | 2026年8月の要点 | ひとことメモ |
|---|---|---|
| ポータルのポイント付与 | 2025年10月に廃止(全サイト一律) | 「寄附で○%還元」はもう無い |
| 楽天カード×5と0のつく日 | 通常1%+SPU1%+当日分1%=最大3% | SPU・当日分はそれぞれ月1,000pt上限 |
| ワンストップ特例の期限 | 2026年の寄附は2027年1月10日必着 | 自治体到着ベース。1/7投函が安心 |
| 制度改正の予定 | 2026年10月に改正予定 | 品ぞろえ・条件重視なら9月末までが有利 |
| 8月の旬(関東甲信越) | 山梨ぶどう(巨峰は上旬〜/シャインは下旬〜)、房総の海鮮、うなぎ | 生鮮は「届く日」の設計が肝 |
ポイント廃止後、それでも「楽天の5と0のつく日」が効く理由
2024年6月に総務省がルールを見直し、2025年10月1日から、寄附者にポイントを付与するポータル経由の募集が禁止されました。「ふるさと納税で△△ポイント○%還元」というキャンペーンは、もう存在しません。ただし、これはポータルが配るポイントの話。支払い方法に着目した特典――たとえばクレジットカードの通常ポイントは、今も残っています。
その代表が楽天カードの「5と0のつく日」です。楽天ふるさと納税を楽天カードで決済すると、カード通常分1%+SPU1%で最大2%、さらに毎月5と0のつく日にエントリーして決済すると+1%で最大3%が目安になります。たとえば寄附額10万円を全額楽天カードで払えば、通常日は最大2,000ポイント、5と0のつく日は最大3,000ポイントほど。ただし注意点として、SPU分と5と0のつく日分は、それぞれ月間1,000ポイントが上限で、この枠はふるさと納税だけでなく楽天市場全体の買い物と共有されます。高額寄附で「3%まるごと」を狙いすぎないことです。なお楽天ふるさと納税は、お買い物マラソンやスーパーSALEの買い回り対象からは外れています。関東・甲信越で今あるお得なPay施策とあわせて動きたい人は、2026年8月のお得カレンダーもチェックしてみてください。
ここが差:8月の生鮮返礼品は「届く日」を先に決める
私の編集判断をはっきり書きます。8月に生鮮の返礼品を頼むなら、返礼品を選ぶより先に「届く日」を決めてください。ぶどうや海鮮は追熟や作り置きがきかず、お盆で家を空けた数日が、そのまま傷みと廃棄=実質の損になります。ポイントで数%を積むより、1回の受け取り失敗を防ぐほうが、家計へのインパクトはずっと大きいのです。
実務のポイントは3つ。第一に、配送日・お届け時期を指定できる返礼品を選ぶこと。旬の果物や鮮魚は「発送時期おまかせ」の品も多く、帰省と重なると受け取れません。第二に、お盆期間の配送体制を自治体ごとに確認すること。お盆は問い合わせ・発送を休止する自治体もあり、対応は一律ではありません。第三に、クール便の再配達期限に注意すること。冷蔵・冷凍便は保管期間が短く、不在が続くと品質が落ちます。旅の予定が決まっているなら、寄附の前に「いつ在宅か」を先に確定させておきましょう。
8月の関東・甲信越、旬の味覚の狙いどころ
季節を外した返礼品ほど「損した気分」になるものはありません。8月に頼むなら、この時期にしか味わえない旬を選ぶのが満足度の近道です。山梨のぶどうは旬が8〜10月。巨峰は8月上旬〜9月中旬、シャインマスカットは8月下旬〜が食べ頃に入ります。産地の勝沼・甲州を抱える山梨は、ぶどうの収穫量で全国屈指。詳しい地域のお得情報は山梨のキャンペーン情報もあわせてどうぞ。
千葉・房総なら、外房・内房の海鮮やうなぎが夏の食卓を彩ります。お盆の帰省や夏の房総ドライブと重ねるなら、現地で使えるお得も知っておくと二重に得です(千葉のキャンペーン情報、あわせて千葉県10%+千葉市5%で最大15%還元にする方法もどうぞ)。返礼品は「今しか出回らない旬×受け取れる日」の掛け算で選ぶ。これが、ポイントに頼れなくなった今の、いちばん堅い満足の作り方です。
9月末までに動くべき?制度改正のタイミング
もう一つの時事フックが、2026年10月に予定されている制度改正です。改正の前後で還元率や品ぞろえが変わる可能性があるため、「条件のよさ」を重視するなら9月末までに動くのが無難とされています。加えて8月で受付を終了する返礼品も出てきます。旬の生鮮はとくに数量・期間が限られるので、狙いが決まっているなら早めが安心です。一方、控除の上限額は年収や家族構成で決まるため、駆け込みで枠を超えて寄附しないよう、シミュレーションで自分の上限を先に確認しておきましょう。
よくある質問(FAQ)
Q. ポイント還元がなくなったのに、ふるさと納税は今も得なの?
A. はい。制度の本質は「寄附額から2,000円を引いた分が税金から控除され、返礼品を実質2,000円の自己負担で受け取れる」点にあります。ポイントはあくまで上乗せの特典でした。廃止後もカード決済の通常ポイントは付くため、得の構造そのものは変わっていません。
Q. 楽天とふるなび、どちらで頼むのがいい?
A. ポータル付与の廃止で、サイト間の差は縮まりました。楽天は「5と0のつく日」のカードポイント、ふるなびは独自のコイン施策など、決済まわりの特典で選ぶ時代です。普段使いの経済圏に合わせるのが素直です。楽天ふるさと納税/ふるなびで、旬の返礼品と配送条件を見比べてみてください。
Q. お盆に不在。生鮮の返礼品はどうすれば?
A. 配送日を指定できる品を選ぶか、お届け時期を事前に確認してください。お盆は発送を休む自治体もあります。冷蔵・冷凍便は保管期限が短いため、在宅日が読めないなら、常温保存できる加工品や、時期をずらせる定期便に切り替えるのも手です。
まとめ
ポイント付与が終わった今、8月のふるさと納税は「カード決済の5と0のつく日」で数%を積み、「旬の生鮮を受け取れる日に届ける」段取りで損を防ぐ――この2軸が要です。山梨のぶどう、房総の海鮮といった今しか出回らない旬を、お盆の予定と突き合わせて選ぶ。制度改正が控える9月末を一つの目安に、控除の上限内で、無理なく夏の味覚を楽しんでください。
